幸せに意識を向けるという生き方
私たちは、顕在意識では「幸せ」を感じながらも、潜在意識では「不幸」や「不安」を抱えて生きています。
それは脳が持つ 恒常性(ホメオスタシス) の働きによるもの。
どんなに幸せが続いても、やがてその感覚に慣れ、不幸や不安を感じることでバランスをとろうとします。
つまり「ずっと幸せでいる」ことは仕組み上むずかしい。
でも、それは悲しいことではなく、人間がもともと持っている性質なのです。
顕在意識と潜在意識の分業
ここで大切なのは「どこに意識を向けるか」。
- 顕在意識:今ここで感じる場。幸せを実感できる場所。
- 潜在意識:過去の記憶や不快を処理する場所。自動で整理してくれる。
不快なことや嫌なことは潜在意識にまかせて処理させ、顕在意識はあえて「幸せ」だけに焦点を当てる。
それだけで、日々の大半を「幸せな気持ち」で過ごすことができます。
幸せの意識が広がる
心理学でも「意識を向けたものが強調されて現実になる」と言われています。
幸せに意識を向けることで、実際に幸せな体験が増える。
やがてその満ちた意識は、自分の内側にとどまらず、周りの人や環境にも伝わり、影響を与えていきます。
仏教や禅の思想でも「心が世界をつくる」と説かれていますし、ポジティブ心理学でも「幸せは訓練できる」と研究されています。
つまり「幸せを意識する」という行為は、古今東西で大切にされてきた知恵なのです。
幸せを選ぶ力
結局のところ、私たちがコントロールできるのは「意識をどこに向けるか」だけ。
脳の恒常性によって、不幸や不安はゼロにはなりません。
それでも、顕在意識を「幸せ」にだけ使うことはできます。
そしてその選択こそが、自分を軽やかに生きさせ、他者や世界に幸せを広げていく力になるのです。
🌱 まとめ
- 幸せだけが続かないのは脳の恒常性の仕組み
- 不快は潜在意識にまかせ、顕在意識は幸せに集中
- 意識の焦点が現実をつくり、周囲にも影響を与える
- 「幸せを選ぶ」という姿勢が、自分と世界を豊かにしていく
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